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  • 民泊のクリーニング費用を自動計算できる管理システム比較【2026年版】

    民泊のクリーニング費用を自動計算できる管理システム比較【2026年版】

    📝 この記事でわかること

    • 手動計算で月35,000〜60,000円の損失リスク
    • クリーニング費用の自動計算+OTA連携が必須
    • マルチOTA対応なら複数サイト一括管理可能

    クリーニング費用の「手動計算」が招く年間数十万円の損失

    Airbnbの管理画面でクリーニング費用を物件ごとにポチポチ設定して、予約が入るたびに手元のシートへ転記する。今も同じやり方を続けている運営者は、実は少なくない。物件が3〜4件のうちは「まあ回る」のだが、10件を超えたあたりから雲行きが怪しくなる。転記漏れ、金額の入力ミス、そもそも転記自体を忘れる——繁忙期にこれが月5件も起きれば、1泊あたりの清掃費用(平均7,000〜12,000円/回)だけで月35,000〜60,000円が静かに消えていく計算だ。OTA手数料(Airbnbならホスト側3〜5%)を差し引いたうえで、清掃費まで自腹で埋め合わせているケースも珍しくない。笑い事ではない。

    2026年の今、民泊・短期貸し業向けの管理システム(PMS)はクリーニング費用の自動計算・OTA連携・清掃スタッフへのタスク自動通知をひとまとめに提供するのが当たり前になりつつある。ただ、実際に選ぶ段になると「うちの規模と料金体系にどれが合うのか」を判断する物差しが意外と整理されていないのが現状だ。

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    クリーニング費用自動計算に対応した主要システム3選

    Photo: Unsplash

    ① Airbnb専用ではなくマルチOTA対応が前提条件

    これは筆者が最初につまずいたポイントでもあるのだが、クリーニング費用の自動計算は「予約チャネルごとに仕組みがバラバラ」という前提を知らないと痛い目を見る。AirbnbはクリーニングフィーをOTA側で別枠として請求できる作りになっているが、Booking.comやじゃらんでは宿泊料金に溶け込ませる形が多く、チャネルマネージャーとPMSが連動していないと結局は二重管理になってしまう。この構造的なズレをどう解消しているか、という視点で以下の3つを見ていきたい。

    Lodgify(ロッジファイ)

    民泊・バケーションレンタルに特化したPMSで、月額プランは物件数に応じて上下する。1〜3物件なら月額約39ドル(スターターライセンス)、10物件以上になると月額約89ドル〜のプロフェッショナルプランが目安になる。クリーニング費用はOTAチャネルごとに個別設定でき、予約が確定した瞬間に清掃担当者へSMSかメールで自動通知が飛ぶ仕組みだ。電話やメッセージのやり取りに追われる運用と比べると、これだけでもかなり負担が軽くなるはずだ。チャネルマネージャー機能を標準で内蔵しており、Airbnb・Booking.com・Vrboの在庫をリアルタイムで連動させてダブルブッキングを防げる点も心強い。初期費用は基本0円(セットアップ込み)だが、OTA予約に対して1.9%の予約手数料が別途かかることは頭に入れておきたい。

    Guesty(ゲスティ)

    物件数20件以上、いわゆる中規模〜大規模オペレーター向けの選択肢だ。料金体系は非公開部分が多くはっきりしないのだが、公開情報をベースにすると月額200〜350ドル程度(物件数・機能で変動)とされ、日本の代理店経由だと初期セットアップ費用として10〜15万円が発生するケースが多い。決して安くはないが、その分クリーニングタスクの自動割り当てはかなり作り込まれていて、清掃スタッフのシフト管理・完了報告・チェックリスト写真の添付まで一元管理できる。稼働率レポートやRevPAR分析もダッシュボードで確認できるので、複数物件の収益を横串で見たい運営者にとっては頼れる相棒になるはずだ。

    Hotelsmart(ホテルスマート)

    国内の民泊・旅館・小規模ホテル向けに絞り込んだPMS兼チャネルマネージャー。月額費用は客室数・プランで変わるものの、10室以下の小規模施設なら月額1万円台から始められるプランがあり、じゃらん・楽天トラベル・一休といった国内OTAとの連携実績が豊富なのが強みだ。クリーニング費用は予約プランごとに設定でき、チェックアウト後は自動で清掃タスクが立ち上がる。サポート窓口も画面表示も日本語で完結するので、海外製ツールの英語UIに苦戦した経験がある人にはありがたいはずだ。Airbnbをメインにしつつ国内OTAも並行運用している民泊事業者にとっては、現実的な着地点になりやすい。客室在庫もリアルタイムで連動するため、ダブルブッキングの不安からも解放される。

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    システム比較表:クリーニング費用自動計算対応状況

    Photo: Unsplash
    システム名 月額目安 クリーニング費用自動計算 対応OTA 日本語サポート 向いている規模
    Lodgify 約39ドル〜(10物件以上は約89ドル〜) OTAチャネルごとに個別設定可 Airbnb・Booking.com・Vrbo なし(英語中心) 1〜10件程度の小〜中規模
    Guesty 200〜350ドル程度(要問合せ) タスク自動割当・写真添付まで対応 主要OTA全般 代理店経由で一部対応 20件以上の中〜大規模
    Hotelsmart 1万円台〜(10室以下) 予約プラン単位で設定、チェックアウト後自動生成 じゃらん・楽天トラベル・一休ほか国内OTA あり(完全日本語対応) 国内OTA併用の小規模事業者

    よくある質問

    Q. うちは10室台。本当にシステムが必要?

    A. 必要。Hotelsmart月額1万円台で年数万円の損失は消える。

    Q. Airbnbだけなら手動で回せない?

    A. Airbnb単体なら可能です。ただ、じゃらんやBooking.comを追加すると急に複雑化します。各OTAでクリーニング費用の計上ルールが違うため、複数チャネル運営なら手動は繁忙期に月5件の誤りで35,000〜60,000円を消す羽目に。

    Q. 20物件超える。LodgifyからGuestyへ乗り換えるべき?

    A. Lodgifyの予約手数料1.9%は、物件数増加で負担が増す。Guestyは初期15万円・月額300ドル程度で、清掃シフト管理も含む。この規模なら乗り換えメリットが出る。




    宿DX編集部

    この記事を書いた人: 宿DX編集部

    宿泊施設の集客支援(広告運用)を仕事にしている30代が編集しています。宿泊施設の運営者ではありません。広告運用の実務で旅館・民泊事業者の予約導線に日常的に関わる立場から、PMS・サイトコントローラー・レベニューマネジメント・無人チェックイン等のツールを「費用感・規模別の向き不向き・運用工数」の観点で比較しています。特定ベンダーからの寄稿は受けていませんが、一部のサービスとは業務上の関係があります。

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