Cloudbedsとは?宿泊施設オーナーが知っておくべき基本情報
「予約サイトごとに在庫を手動で更新するのに疲れた」「ダブルブッキングが怖くて新しいOTAに登録できない」——こうした悩みを抱えたまま運営を続けていませんか?
Cloudbedsは、PMS(ホテル管理システム)・チャネルマネージャー・予約エンジン・収益管理を一つのプラットフォームに統合したクラウド型の宿泊施設管理システムです。2012年に米国サンディエゴで創業し、現在は世界150カ国以上・4万施設以上で導入されています。ホテルはもちろん、旅館・民泊・グランピング施設・ホステルなど、幅広い業態に対応している点が大きな特徴です。
この記事では、Cloudbedsの主要機能・料金プラン・実際の使い方・導入メリットをわかりやすく解説します。「自分の施設に合っているか?」を判断するための実践的な情報をお届けします。
こんな課題を抱えていませんか?手動管理が生む3つのリスク
① ダブルブッキングの恐怖
じゃらん・楽天トラベル・Booking.com・Airbnbなど複数のOTAに掲載している場合、在庫をリアルタイムで同期しなければダブルブッキングが発生します。手動更新では限界があり、特に繁忙期の土日や連休前夜にリスクが集中します。
② スタッフの業務負担が増大する
チェックイン・チェックアウト管理、請求書発行、清掃スタッフへの連絡——これらをバラバラのツールやExcelで管理していると、情報の抜け漏れや引き継ぎミスが起きやすくなります。
③ 料金戦略が属人化してしまう
「とりあえず去年と同じ価格」で設定していませんか?需要の波に応じた動的な料金設定ができていないと、繁忙期の取りこぼしや閑散期の空室増加につながります。
Cloudbedsの主要機能|4つの柱をわかりやすく解説
1. PMS(ホテル管理システム)
予約台帳・客室割当・チェックイン/アウト管理・請求書発行・ハウスキーピング管理などフロント業務をすべてクラウド上で一元管理できます。タブレットやスマートフォンからでもアクセス可能なので、フロントスタッフが離れた場所でも対応できます。
2. チャネルマネージャー
Booking.com・Expedia・Airbnb・じゃらん・楽天トラベルなど300以上のOTA・GDSとリアルタイムで在庫・料金を双方向連携。一箇所で変更するだけで全チャネルに即時反映されるため、ダブルブッキングのリスクを大幅に低減します。
3. 予約エンジン(Booking Engine)
施設の公式ウェブサイトに埋め込める予約エンジンを提供。OTA手数料なしで直接予約を獲得できます。スマートフォン対応・多言語・多通貨に対応しており、インバウンド集客にも有効です。
4. レポート&分析
稼働率・RevPAR・ADR・チャネル別収益・キャンセル率などのKPIをダッシュボードで可視化。データに基づいた意思決定が可能になります。また、Cloudbeds Intelligenceという収益管理機能を活用することで、需要予測に基づいた動的料金設定も実現できます。
Cloudbedsの料金プラン|費用感と注意点
Cloudbedsの料金は施設規模・客室数・選択する機能によって異なり、公式サイトでは「お問い合わせ」形式での見積もりとなっています。一般的な目安として、以下のような構成が多いとされています。
- 基本プラン:月額 $3〜$9 / 客室(PMS+チャネルマネージャー+予約エンジン込み)
- 年間契約割引:月払いより10〜20%程度の割引が適用されるケースが多い
- 無料トライアル:デモ体験・商談ベースでの試用が可能
- セットアップ費用:規模によっては別途発生する場合あり(要確認)
※料金は変動する場合があります。最新の正確な料金は公式サイトまたはデモ申込み時に確認することをおすすめします。
競合製品(Little Hotelier・RoomKey・TLLinksなど)と比較した場合、Cloudbedsは機能の包括性と多施設業態への対応力が強みです。特に、チャネルマネージャーと予約エンジンを別途契約する必要がない点はトータルコストの削減につながります。
実際の使い方イメージ|導入後の一日の流れ
朝:ダッシュボードで当日状況を確認
ログインすると本日のチェックイン・チェックアウト件数、空室状況、前払い状況が一目でわかります。OTAからの新規予約も自動取込みされており、見落としがありません。
昼:料金の調整とOTA在庫の更新
翌週末の予約が少ない場合、Cloudbedsの料金設定画面から一括で価格を変更。全OTAに即時反映されます。過去の稼働データを参考にしながら、適切な価格戦略を立てられます。
夕方:ハウスキーピング管理
清掃スタッフのスマートフォンにアプリ経由でタスクを配信。清掃完了のステータスをリアルタイムで確認でき、チェックイン受け入れ可能かどうかが即座にわかります。
夜:レポートで本日の収益を振り返る
チャネル別売上・稼働率・平均単価を確認し、翌日以降の運営改善につなげます。レポートはPDFやCSVで出力でき、オーナーへの報告にも活用できます。
Cloudbedsに向いている施設・向いていない施設
こんな施設にはおすすめ
- 複数のOTAに掲載しており、在庫管理の手間を減らしたい
- 英語圏・アジア圏からのインバウンド集客を強化したい
- グランピング・民泊など非定型の宿泊施設で柔軟なシステムを求めている
- スタッフが少なく、業務を自動化・効率化したい
注意が必要なケース
- 国内OTA(じゃらん・楽天)との連携を最優先とする場合は、連携状況を事前に要確認
- 完全日本語サポートを求める場合(現時点でサポートの主軸は英語)
- 極めて小規模(客室数1〜2室)で費用対効果を最優先にする場合
まとめ|Cloudbedsは「運営の自動化」を目指す施設の強力な武器
Cloudbedsは、PMS・チャネルマネージャー・予約エンジンを一体化し、宿泊施設の日常業務を大幅に効率化できるプラットフォームです。特に多チャネル展開・インバウンド対応・少人数での運営効率化を求める施設にとって、導入のメリットは非常に大きいといえます。
まずはデモ体験から始めて、自施設の業務フローに合うかを確かめてみてください。無料相談の段階で料金の詳細も確認できます。
※本記事の料金情報は執筆時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。




